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婚活サービスのIBJ ツヴァイを買収 婚活事業加速へ

結婚相談所や婚活パーティー事業を展開するIBJは3月、婚活コンサルティングのツヴァイを買収すると発表した。

ツヴァイは全国に直営51店舗を持ち、コンサルタントによる相手の紹介サービスを展開していた。

マッチングアプリの登場で苦戦

ツヴァイは近年、インターネット上で相手を探す「マッチングアプリ」の台頭などにより顧客獲得に苦戦していた。全体の会員数は2015年2月期以降、毎事業年度減少した。

そこで、「紹介」から「成婚」へマッチングの方針を重視。ただ、ノウハウ不足などで会員減少に歯止めをかけることができなかった。

2018年2月期、2019年2月期には、2期連続で営業損失、当期純損失を計上。2020年2月期でも、退会者が新規入会者を上回り、3期連続で損失を計上することになった。

そんな中、2019年8月にツヴァイの親会社であるイオンから、IBJに株式譲渡の考えが伝えられた。

IBJは、独自に開発した「成婚メソッド」を全国の結婚相談所に普及させ、成婚数を増加させた。2017年8月には、お見合いシステムアプリ「IBJS」を開発。2016年から3年連続で売上高、当期純利益を増加させている。

ツヴァイは上場廃止

IBJは、3月12日~4月24日にTOB(株式公開買い付け)を実施し、全株式を取得する。買い付け価格は1株あたり884円。ツヴァイはTOBに賛同している。成立すれば、上場二部のツヴァイは上場廃止となる。

オンライン婚活市場は拡大している

サイバーエージェント子会社のマッチングエージェントは、2020年2月、「オンライン恋活・婚活マッチングサービス」の国内市場調査の結果を発表した。

調査によると、2020年の市場は、前年比約2割増の620億円に達した。大手事業者のサービスを中心に認知が進み、若年層のみならず幅広い世代に普及。「『真面目な出会いを提供するサービス』として社会的理解も進んでいる」とした。

2025年の市場規模は、2020年比約7割増の1060億円に拡大すると予測している。

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