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LINE、出前館を実質子会社に 300億円出資

LINEは、フードデリバリーを手がける出前館の第三者割当増資を、LINEと、LINEと親会社である韓国ネイバー社と共同で設立したファンドが引き受ける。

出資後はグループで出前館の株式の6割を保有することになり、実質的に子会社する。
競争が進むフードデリバリー市場で、LINEとのさらなる相乗効果をねらう。

2016年から参入したLINE

LINEは2016年から出前館と業務提携を進めている。

2017年に、フードメニューをLINEアプリから注文できる「LINEデリマ」をリリースしていた。

出前館は2万店以上が加盟しているが、投資が先行し、業績は悪化していた。

今回、「LINEデリマ」と飲食持ち帰りサービス「LINEポケオ」は出前館に統合する。

ウーバーイーツの台頭

さらに、ウーバーイーツなど新興勢力の台頭も著しい。

LINEの発表資料では、ウーバーイーツなどを念頭に、「近い将来、競合他社がデリバリー機能を有さない飲食店を中心に圧倒的な市場シェアを確保する懸念が生じている」と指摘している。

今回の子会社でLINEが資金を投入し、出前館の財務改善と同時に拠点拡大を促す。

LINEの藤井英雄執行役員が出前館社長に就任。出前館の中村利江社長は会長に就く予定だ。

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