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新型コロナ、商社にも影響 三井物産が減損予想

新型コロナウイルスの影響が、各業界で表面化している。

三井物産は27日、2020年3月期の業績で、500~700億円の減損の可能性があるとした。
2月には、通期連結業績予想(グループ全体の決算)で前期比9%増の4500億円の黒字を予想していた。

原油急落が影響

三井物産によると、新型コロナなどによる石油の利用減をめぐり、石油輸出国機構(OPEC)の話し合いが決裂したことで、原油価格が急落。

米Eagle Fordシェールガス・オイル事業、イタリアにおけるTempa Rossa油田事業を中心に、石油やガス事業で減損が発生した。

株価下落の影響も

さらに、世界的な市場の混乱で、三井物産が保有する株式の価値が下がり、評価損を計上する可能性があるとした。

一方、「業績に重大な影響を与える事象は認識していない」とした。当期配当予想も1株40円から変更しないとした。

丸紅 過去最大の赤字へ

大手商社では丸紅が、資源価格の下落の影響で、3月期の業績予想を約3900億円下方修正すると発表。黒字予想から一転、過去最大の赤字に転落する。

当初の連結最終損益は2000億円の黒字を予想していた。

3900億円の下方修正のうち、石油・ガス事業の減損が約5割を占めている。

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