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キャッシュレス決済は携帯大手主導 みつどもえの争い

キャッシュレス決済市場で、ポイントサービスとの統合・再編が進んでいる。当初は新規サービスが乱立していたが、ドコモソフトバンクKDDIの携帯大手3社が分野を超えて顧客獲得競争を繰り広げている。

ドコモ・メルカリ提携発表

NTTドコモとフリマアプリの「メルカリ」は2月、ポイントサービスやスマートフォン決済で業務提携に合意したと発表した。5月から、dアカウントとメルカリIDの連携を始める。

メルカリの利用で、dポイントが貯まり、商品を買う際の決済にも使えるようになる。dポイント1ポイントが、メルカリでの1円になるという。

「メルペイ」ウォレットと「d払い」のウォレットの電子マネー残高やポイント残高の連携ができる。両社の決済サービス加盟店を共通化を目指す。

ドコモによると、2019年度第1四半期でのdポイントクラブ会員数は約7100万人。一方のメルカリの月間利用者数は2200万人を超える。

両社の顧客基盤を統合することで、若年層からシニア層まで幅広い顧客を獲得することになった。また、メルペイは1月、「Origami Pay」を展開するスマホ決済の草分け、Origamiを買収した。

ZHDはLINEと経営統合

ヤフーの直近3期の主要財務指標。COVAVISから

PayPayを手掛けるZホールディングス(旧ヤフー)は、昨年11月、LINEと経営統合すると発表した。PayPayの登録者数は2000万人、LINEは3700万人を抱える。

PayPayは18年末、「100億円還元」キャンペーンをうち、一気に利用者を獲得した。ZHDはヤフーショッピングやZOZO、予約サイトの一休などを展開しており、LINEとあわせたサービス利用者数は1億人規模に達する。

KDDIはPontaポイントと

KDDI(au)は今年5月以降、自社のポイントをコンビニのローソンなどで使われるポイント「Ponta」に統合すると発表した。

auペイの利用者は2019年10月時点で600万人と他社に遅れをとっている。ポンタ会員は9200万人を超えており、auのスマホ決済「auペイ」を後押しするのがねらいだ。

スマホ決済ではPayPayが首位

NECが昨年7月に実施した市場調査によると、スマホ決済ではPayPayが首位でスマホ決済を利用している人の4割が使用している。LINE Pay、楽天ペイと続いた。一方、携帯電話の契約数ではドコモが首位。ドコモ、KDDI、ソフトバンクの順で契約者を獲得している。

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